IB PYP5の宿題|AIを使って「インドの大気汚染」の漫画を作る

こんにちは。
男児二人の母、えびてんです。
インドのインターナショナルスクールに通う10歳の長男。IB PYP5の宿題として、「インドの大気汚染」をテーマにした課題が出ました。
この記事では、実際の課題、調べたこと、AIの使い方、そして完成した漫画まで、我が家での取り組みを記録します。
宿題の内容
この課題で求められていること
- インドの大気汚染について記事を読む
- 深堀りしたい情報を調べる
- 自分の好きな方法で表現する
最後の「好きな方法で表現する」というところが、今回のポイント。長男は、いくつかある表現方法の中から「漫画」を選びました。
まずは「インドの大気汚染」を調べる
最初、長男が持っていたイメージは、「インドは空気が汚い」という程度。
そこで、まずは「なぜ大気汚染が起こるのか」を調べることにしました。
今回の課題では、学校から3つの記事が紹介されていて、それらを読んでから取り組むようになっていました。
記事では、電気自動車や水素発電など、大気汚染への対策について紹介されていたほか、世界各国でどのような取り組みが行われているのかについても扱われていました。
まずは、紹介された記事を読みながら、大気汚染の原因や、それを減らすためにどのような対策が考えられているのかを調べます。
日本にいたときは、そこまで意識していなかった「空気」でも、インドで暮らし始めてからは、毎日のように空気の状態を確認するようになりました。
インドには、その日の空気の状態を確認できるアプリがあり、長男も毎日チェックしています。

通学路では、車やバイクだけでなく、建設現場も毎日のように目にします。工事中の場所では土ぼこりや粉じんが(いつ完成するのかも怪しい雰囲気w)
窓もドアも閉めているはずなのに、家の中がなんとなくざらっとしていることも。外気が家の中にも入ってきているのかな?
雨が降れば、今度は道路のあちこちに濁った水がたまります。そして、快晴の日は少なく、なんとなく空が白っぽく見える日が多い。
「インドは空気が汚い」で終わっていたイメージから、「では、どうすれば大気汚染を減らせるのだろう?」と考えるきっかけになったのが、今回の課題でした。
どの対策を漫画にする?

学校から紹介された記事の中から、長男が漫画のテーマとして選んだのが「電気自動車」でした。
ただし、今回の課題は「電気自動車について調べてください」ではない。インドの大気汚染について調べたうえで、自分が好きな方法で表現するという課題。
長男の場合、その好きな方法が「漫画」でした。文章でまとめるのではなく、絵とセリフを使って伝えることにしました。
電気自動車について漫画にする
まず、記事を読んだり調べたことの中から、漫画に入れる内容を整理。大気汚染という大きなテーマを、そのまま全部漫画にするのは難しいので、今回は「電気自動車」に絞ることにしました。
「インドの大気汚染」
↓
「どうしたら減らせる?」
↓
「電気自動車」
というように、テーマを少しずつ小さくしていく。そして、漫画にするストーリーを考える。
調べたことを全部入れるのではなく、伝えたい内容を絞って一つの作品にする。ここは、今回の宿題の中でも意外と難しいところでした。
完成した漫画

今回の漫画は、イラスト部分にAIを使い、文字は長男が自分で書き込むという方法(AIに丸投げしない)
長男が伝えたい内容を考え、それに合わせて必要な場面のイラストをAIで作り、最後にセリフや説明を息子が書き込んで仕上げています。
文字までAIに任せてしまうと、誰が作ったものなのか伝わりにくい。今回は、絵を作る部分はAIに手伝ってもらいながら、何を伝えるのか、どんな言葉にするのかは自分で決める形にしました。
家庭でもできる探究
今回の課題は、インドに住んでいなくても取り組めそうです。
- 何が問題なのか
- なぜ起きているのか
- 自分たちの生活とどう関係しているのか
- どんな対策があるのか
自分が住んでいる地域で、気になる環境問題を一つ選び、調べてみる。
文章にしてもいいし、ポスターや漫画、プレゼンテーションなど、自分が伝えやすい方法で表現してみる。最初は「大変そう」というくらいのイメージでも、調べていくうちに、少しずつ「なぜ?」「どうしたら?」と考える材料が増えていきます。
AIを使う場合も、すべてをAIに任せるのではなく、子どもが考えた内容を、AIを使ってどう表現するかという使い方なら、探究の過程にも取り入れやすいと思います。
まとめ
今回の宿題では、「インドの大気汚染」について調べ、最後は自分で選んだ方法で表現しました。
インドで実際に生活しているからこそ、学校で読んだ記事の内容と、普段見ている景色がつながる部分もありました。毎日何気なく通っている道や、家の中のほこり、空の見え方、空気の状態。
今回の宿題は、そうした身近なことを「なぜだろう?」と考えるきっかけになりました。


