IB PYP5の宿題|インタビューから「みんなに影響する決定」を考える

こんにちは。
男児二人の母、えびてんです。
今回の宿題は、
これまでとは少し違っていました。
家族や身近な人にインタビューをして
その結果をデータにして考える。
今回も、なかなか面白い宿題でした。
宿題の内容
今回のテーマは、
When A Decision Affects Everyone
「ある一つの決定が、みんなに影響するとき」
というもの。
題材になっているのは、
インドの医学系大学入学試験をめぐる意思決定。
試験の公平性について問題が起こり、
「元の試験結果をそのまま残すのか」
それとも、「もう一度試験を受けるのか」
という選択について考える。
実際には、
1,563人の学生にこの2つの選択肢が示され、
813人、約52%が再試験を選んだそう。
今回の宿題では、
まずこのケースについて記事を読み、
家族や友達など、2〜3人にインタビュー。
聞く内容は、
- あなたならどちらを選ぶ?
- 決める前に何を考える?
- 誰の立場を考えるべき?
- その決定によって、どんな結果が起こる?
といったもの。
そして、聞いた答えを記録。
今回、長男が選んだインタビュー相手は、
- 私たち夫婦
- 日本に住んでいるおじいちゃん。
身近な大人3人に聞いてみることに。
おじいちゃんにも、わかるように説明する
日本に住んでいるおじいちゃんは、
英語がまったくできない。
英語の宿題を、
日本語にしておじいちゃんに伝える。
これが、思っていた以上に難しい。
単語を日本語に訳せば終わり、
という話ではない。
そもそも、
「何が問題になっているのか」
「どうして2つの選択肢があるのか」
を、自分が理解していないと説明できない。
おじいちゃんにわかるように話そうとすると、
長男自身もしっかり内容を整理しなければならない。
3人に聞いてみると、意見が分かれた
実際に聞いてみると、
3人とも同じ答えになるわけではありません。
「元の点数を残したほうがいい」
「いや、もう一度試験を受けたほうが公平なんじゃない?」
それぞれに理由がある。
ここが今回の宿題の面白いところ。
正解を当てるというより、
「なぜその人は、そう考えたんだろう?」
を聞く。
そして、その答えを後から数字にしていく。
インタビュー結果をMathにつなげる
インタビューが終わったら、今度は算数。
3人の回答を集計して、
Frequency Table(度数表)を作る。
例えば、
「元の点数を残す」
「もう一度試験を受ける」
それぞれを何人が選んだのかを数える。
さらに、
「誰の立場を考えるべき?」
という質問についても、
- Students
- Families
- Examination authorities
- Courts / decision-makers
など、それぞれの回答を集計。
そして最後に、Bar Graph(棒グラフ)にする。
翌週、クラスで結果を持ち寄る
週明け、それぞれが集めた回答をクラスで持ち寄って、
もっと大きな母数でグラフを作る。
「どちらの決定を選んだ人が多かったのか」だけではなく、
- 誰の立場を考えるべきだと思ったのか
- 何を考えてその決定をしたのか
- どんな結果になると考えたのか
という、それぞれの背景にある意見も持ち寄る。
家族3人だけでは、どうしても小さなデータ。
でも、クラス全員の結果を合わせれば、
いろいろな考え方が出てくる。
自分の家族では出なかった意見が
出てくるかもしれない。
今回の宿題は、そこまで続いていくよう。
「インタビューして、グラフを作る」だけじゃなかった
最初は、
「家族に聞いて、グラフを作る宿題」
くらいに思っていたけれど、
実際にはそう単純ではなかった。
そもそも、今回のケースについて
理解しないと人に説明できない。
おじいちゃんに説明するには、
日本語でもう一度内容を整理しないといけない。
人によって意見が違う。
その意見を数字にする。
「人の意見を聞く」ことと
「データを見る」ことが繋がっている。
今回の宿題は、そんな学びだったのかな。
英語で学んだことを、
おじいちゃんに日本語で説明している長男を見ながら、
「日本語もしっかり頑張ろう」
と、思ったのでした。


